第3期 BRAVE 2017 Winter レポート

1.BRAVE 2017 Winter 開催概要

大学発/研究機関発の技術系ベンチャーの事業加速化に特化したアクセラレーションプログラムは国内でも珍しく、業界内から注目を集め、63チームからのエントリーを受け付けました。うち、審査を経てプログラムに参加したのは11の技術系の研究チーム、スタートアップです。参加チームの事業内容は多岐に渡り、ライフサイエンス、医療機器、ロボティクス、農業などの高度な技術をベースとしたチームが揃いました。二か月間に渡り、経営人材候補や各分野の専門家がチームに参画し、各業界の専門家がメンタリングを行い、11月18日~19日に開催された研修プログラムでは、冨田勝氏(慶應義塾大学教授 先端生命科学研究所所長)の特別講演をはじめ、数々の著名人をゲストに迎え、講義を行いました。各チームともビジネスプランを磨き上げ、12月18日の最終ピッチ大会に臨みました。

2.BRAVE 2017 Winter 結果

最終ピッチ大会における、最優秀賞、優秀賞および準優秀賞の受賞チームには、それぞれ200万円、100万円、50万円相当の事業化支援金が提供されます。各賞を受賞したチームは以下の通りです(括弧内はチームの事業概要)。

入賞チーム

■最優秀賞

Smart-Rehab
(治療法がない神経原性運動障害を対象とした非侵襲性ウェアラブル治療デバイスの開発)

■優秀賞

Quadlytics Inc.
(リアルタイム心拍変動解析技術を用いたてんかん発作予知システムの構築)

■準優秀賞

シリウス
(デジタルバイオアッセイによる革新的インフルエンザ診断法の開発)

 

特別賞

■ライフサイエンス賞

(LINK-Jより、米「Biocom Global Life Science Partnering Conference」への渡航費等を提供)

シリウス

■正林国際特許商標事務所賞

(正林国際特許商標事務所より、100万円相当のIPランドスケープ調査解析を提供)

Smart-Rehab

■ロケット賞

(弁護士法人内田鮫島法律事務所より、技術法務サポート1年分)

グランドグリーン株式会社
(次世代型異科接木技術の開発)

■PR TIMES賞

(株式会社PR TIMESより、PR TIMES利用権半年分を提供)

Smart-Rehab

■AWS賞

(アマゾンウェブサービスジャパン株式会社より、Fireタブレット 1台を提供)

Smart-Rehab

■池田理化 KEYSTONE賞

(株式会社池田理化より、Keystone-labにて、インタビュー枠(30万円相当))

シリウス

■池田理化 VectorBuilder賞

(株式会社池田理化より、遺伝子ベクター受託製造割引クーポン提供)

小戝ラボ
(癌腫全般を対象とできる革新的な癌治療薬)

■Beyond Next Ventures賞

(Beyond Next Venturesより、500万円の出資を受ける権利)

Smart-Rehab

グランドグリーン株式会社

3.まとめ

3回目の開催となったBRAVE 2017 Winter では、複数の知見・技術を組み合わせて、課題に対するこれまでアプローチの限界を突破するプロジェクトが高い評価を獲得しました。社会課題に対する早期の価値提供を予感させるスタートアップの活躍に目が離せません。